いわゆる”7月5日に何かが起こる”の予言について
”なにかが起こる”はデマではない。
”7月5日”がデマなのだ。
わかるだろうか、この違い。
本棚に数年前から置かれている。
読んだ人なら当然わかるが、いわゆる『例の予言』について、”7月5日”に何かが起こるという記載はどこにもない。
本書には『7月に何かが起こる』としか書かれていない。”5日”の部分はどこぞの誰かが付け足したデマだ。
だが、それが世界中に広まった。デマというものは恐ろしく、その拡散速度は計り知れない。
当然、途中で真実(5日なんてどこにも書かれていない)が広まろうとする動きも見られるが、残念ながらそれは『つまらない話』であり、デマという『面白い話』に埋もれてしまう。
デマというものは恐ろしい。これは他人の人生、命にも影響を与えるほどだ。災害時のSNSを見ればわかるだろう、人間のクズばかりだ。
情報元、一次ソースの確認すらできない人間が、信ぴょう性に疑いも持たずそれを広めて回る。この世の地獄だ。
そろそろだが、インターネット、せめてSNSについては、ある一定の知能水準を満たす人間にしか利用できない、いわゆる免許制となるよう世界的に規制する段階に来ているのではないか?
悪意のある詐欺はもちろん、悪意の有無に関わらず、嘘や(下手くそな)冗談、騙しやデマは消し去らないといけない。
…というかだが、そもそも漫画だ。ハナからフィクションであろう?「全集中はデマ」とか「黒閃はデマ」とか「ゴムゴムの実はデマ」なんて話にはならないはずだ、そもそもフィクションだから。
そういったものの判断ができない人間が増えているというのは、由々しき事態だとも言える。
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