結論。してません。
直近で暴落と言える年は2022年です。その1年間のパフォーマンスを比較しましょう。
- レバナス:-63%
- FANG+:-41%
- S&P500:-19%
ひどいパフォーマンスですね。
ただ、その年は円安が進みました。それを加味し、円換算でのパフォーマンスを見てみましょう。
- レバナス:-63%
- FANG+:-33%
- S&P500:-6%
レバナスは「為替ヘッジあり」なので変化なしです。円安が進むほど相対的にゴミになります。紛うことなき暴落です。
FANG+は若干マシになりましたが、それでもクズみたいな成績です。十分に暴落です。
S&P500はいかがでしょう。マイナスではあるものの、問題なく受け入れられる程度であり、とても暴落なんて表現とは程遠い結果です。
結論、レバナスやFANG+が暴落したとしても、S&P500が暴落するとは言い切れません。
「レバナスorFANG+が暴落する時は他も暴落する!」とか喚き散らしてないで、ほんの数年前にどうだったのかくらい振り返りましょうよ。
「パフォーマンスはマイナス」という共通点はありますが、そこには半身不随と肌荒れくらいの差があります。これが同じに思えますか?
終わります。
P.S. この記事は、レバナスやFANG+という投資商品やそれに投資している投資家を否定するものではなく、「他も同時に暴落する」とは言い切れないということを示すものです。この投資商品に対しては、見込みが当たったり、うまく上昇局面に乗れたならば、他を凌駕する圧倒的な利益を狙えるであろうものとして認識しており、少ない投資額をリスク覚悟で短期的に巨大化させようとするならば、それが成されるかは別として、その目的にそぐうのものだと考えています。なお「どれくらいのマイナスを暴落と捉えるかは人によって違う」などと考える方は、知力、精神力、思考のすべてが未熟であり、とても投資に向いているとは思えないため、別の手段で資産形成をした方がいいと考えます。投資で不幸な目にあう前に、まずは強がらず、自分としっかり向き合った方がいい。
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