すみません、完全にポケスリの記事です。許してヒヤシンス。
今回はポケスリの「きのみバーストときのみの数S問題」について書き連ねます。ポケスリ界隈で議論になる話題ですが、それについてわたしなりの考えを。
そもそもどんな話題か
ポケスリのスキル【きのみバースト】について、それを持ち備えるポケモン(ジュカイン、ミミッキュ、ウォーグル)に、サブスキル【きのみの数S】が必要かどうかというものです。
エナジーを稼ぐスキルの代表として【エナジーチャージ】があり、これには『カビゴンが好きなきのみ』を持ってこないポケモンでも均一にエナジーを稼げるという利点があります。それに対し【きのみバースト】は、直接的にエナジーを稼ぐというより、「大量にきのみを持ってくる」というものであるため、そのきのみが『カビゴンが好きなきのみ』かどうかで獲得するエナジー量に倍の差が生じます。
また、【エナジーチャージ】は使用ポケモンのレベルに関係なく獲得エナジーが均一ですが、【きのみバースト】の場合、スキルで集められたきのみによる獲得エナジーは使用ポケモンのレベル(チームのきのみは、そのきのみのポケモンのレベル)に依存するため、そのポケモンのレベルが高いほど獲得エナジーは多くなります。
よって、【きのみバースト】のポケモンを連れるということは、そのポケモンが『カビゴンが好きなきのみ』を持ってくる場合であり、かつ、そのポケモンのレベルが高レベル帯にある場合に限られるわけです。
ということは、【きのみバースト】のポケモンは「通常のお手伝いで獲得するきのみ」のエナジーも当然に高いわけであり、その副次的特性を活用し、スキルが不発のまま所持数が溢れてしまった場合に備え、少しでもエナジー効率を高めるため、所持数が溢れやすくなるリスクを負ってでも【きのみの数S】をつけることが計算上最も合理的なのです。
更に、ジュカインに限っては、その異常なまでに速いおてつだいスピードと異様に低い食材確率により、【スキルとくい】でありながらも、同タイプの【きのみとくい】であるメガニウムを超えるエナジー効率を誇っています。ドラゴンタイプのカイリューとチルタリスの関係に似ています。
そして、【きのみバースト】スキルのポケモン3種のなかでも、ジュカインは最もスキル発動確率が低いため、それならばスキル発動にばかり期待せず、そもそものスーパースペックを活かし、『爆速きのみ集め+たまに激強スキル』という運用をするべきであること、また、くさタイプが集める【ドリのみ】はきのみエナジーが高いこともあるため、なおのことジュカインには【きのみの数S】を付けることが合理的なのです。
結論、ジュカイン、ミミッキュ、ウォーグルに【きのみの数S】は付けるべきであり、特にジュカインに限っては必須級だと言えるのです。
…というものです。
あくまでも計算上の話
この手の話はあくまでも「計算上求められる最大効率」であって、現実的なものではありません。
たとえばですが、ポケモンのスキルストックが溢れないよう、お手伝い2回ごとにポケモンをタップできるかということです。各種補正を考慮すると、およそ40分に1回の頻度です。
そこまでいかなくとも、せめて所持数が溢れる前にタップする必要があります。所持数補正無しのミミッキュであれば、およそ6時間ごとのタップです。
6時間ごとならできそうな気がしますが、これに【きのみの数S】がつくと、それが3時間になります。【きのみの数S】がなくとも、複数個の食材を引けばその分早まります。
また、【いいキャンプセット】を使用していたり、マップが【ワカクサEX】であるならば、より一層早まります。
仕事中や睡眠中など、とてもその間隔でタップできないタイミングがあります。「計算上合理的」とは、そういった場面でも定期的にタップすることを想定しています。
とどのつまり、無理です。
プレイスタイルや趣味趣向
「計算上の最大効率」を求めるのは構いませんが、それを実行するのは現実的に不可能だと理解する必要があります。
仕事をしている人なら、【きのみの数S】をつけて溢れさせるより、スキル確率を上げ、昼休みや仕事終わりごとにスキルが発動することを狙った方がいいかもしれません。
溢れても構わないので、スキルが発動しなくともある程度のエナジーを稼ぎたい、またはそもそも溢れる前提で考えているのなら【きのみの数S】は付けるべきでしょう。ただ、それなら初めから【きのみとくい】のポケモンを使うべきだとも考えられます。
好きなポケモン、いわゆる「推しポケ」なのであれば、『カビゴンが好きなきのみ』に関わらず連れて行くべきでしょう。
自分のプレイスタイルはどうで、自分は何を重視するのか。熱心に「計算上の最大効率」を追求するのも面白いですが、それに縛られない決断も大切です。
わたしの判断
わたしが重視する点は、「とにかくスキルが発動すること」です。理由はシンプルで、楽しいから。『‼️』できのみがドボドボ降ってくるあの感じ、あれもうヤバいでしょ(ギャンブル依存症)
朝起きてドボドボ、昼休みにドボドボ、仕事終わりにドボドボ、寝る前にドボドボ。わたしはこれを求めてるので、所持数が溢れやすくなる【きのみの数S】をつけるわけにはいかないのです。最大効率ではなく、スキル発動の試行回数を求めます。
わたしの可愛いポケモンたちを紹介します。(唐突)
ミミッキュ
【おてボ】がある点は評価が高いでしょう。【スキル確率】は銀種で上がります。50と75が逆だと完璧だったけど、そうでなくとも十分ありがたい。性格は悔しいところだけど、【まっしろミント】を使えば改善されます。
ミミッキュはお手伝いスピードが早いので、これに【きのみの数S】を付けてしまっては、すぐに所持数が溢れてしまいます。なので【きのみの数S】は必要ないと考えます。
何しろ、ミミッキュはFP16です。そして滅多に出てこない。厳選なんてしてられないわけですよ。
ウォーグル
リッチなスキル構成。銀種でより強くなります。ウォーグルはミミッキュよりも最大所持数がデフォルトで多いので、【きのみの数S】を付けても溢れにくくはあります(それでも4時間ほどですが)。仮にこの子の2枠目、3枠目が【きのみの数S】であっても採用はしていたでしょう。
ウォーグルとその進化前のワシボン、なかなか会えないんですよね〜…飴も送られてこないから、少し育成が大変。
キモリ(ジュカイン)
キモリはまだ厳選中だけど、比較的まともなのはこの子かな。でも金スキル欲しいから採用はできないかな…ごめんね。
【おてボ】や【睡眠EXP】はもちろん嬉しいけど、キモリに限っては【きのみの数S】があってもいいなって思ってる。他と比べて所持数が多いから溢れにくいし、単純にきのみエナジーも高いしね。
比較的出会いやすい気もするし、まだまだ厳選中。見つけ次第捕獲。
結論
きのみバーストを使うならば、ドボドボによるドーパミンの快楽に溺れるべきでしょう。ただしその弊害として寝不足になるでしょう。
…冗談はさておき、自分のプレイスタイル、趣味趣向に合った厳選をしましょうねって話です。つまんない結論だけど、それくらいユルい方がいいと思うな。ほら、みんなピリピリしちゃうじゃん?厳選にも限度があるし、ある程度で妥協も必要ですよ。
なお、記事内にたびたび出てくる「計算上の最大効率」ですが、いろいろと調べている人がネット上に多数存在しているため、そちらを検索してみるとよいでしょう。【X】によくいます。
それじゃ、またね!
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