はじめに:わたしの合格記、参考にしてくださいね(宣伝から始めるタイプ)

ここから本題。
IPA公式によると、令和7年春期の情報処理安全確保支援士(長いので以降セキスペ)試験の受験申込者数は、前年同期比で+15%だそう。
申込者数も上がっているが、セキスペ試験はここ数回で難易度も急激に上がっているように感じる。
ただ、変わったのは難易度、というよりかは問題の出され方なのかもしれない。令和5年秋あたりから出題の形式が変わり始め、令和6年秋には完全に移行したようにも思えた。
具体的には、回答から文字数制限がなくなり、自らの知見を自由に書く形式になった。そのため、小手先のテクニカルな解き方は通用せず、しっかりとした知識が求められるようになった。
※小手先のテクニカル:指定された文字数に近しい文字列を問題文から探し、そのまま書き写す、など
これは(悪くいえば)テクニックで乗り越える「資格取得ゲーム」と捉えることもできたセキスペ試験を「ちゃんとした勉強」に変革したということであり、ここに価値を感じて興味を持った人も増えたと思う。
そして、午後問題も統一された。午後1と午後2に分かれていた形式は令和5年春期が最後だった。受験者の負担を軽減する目的で統一されたが、難易度については変更されていないとのこと。受験しやすさの変化も、受験者数を増やす一因となっているのだろう。
しかし、最も大きな要因は、各企業、各個人のセキュリティ意識の高まりにあると思う。フィッシング詐欺、暗号資産の奪取、ランサムウェア。命の結晶である資産を盗み取る不届ものが増えすぎている。
学ぶこともしない、努力もしない、我慢もしない。そんな人間が蔓延る「稼ぐより奪う時代」に突入しつつある。自衛できるところはしっかり守らないといけない。
セキスペ試験はあくまでもデジタル、情報処理に関するセキュリティについて学ぶものであるため、物理的な強奪や強盗には対応できないが、昨今はいわゆる知能犯やサイバー犯罪による詐欺、窃取の脅威が深刻化しているため、犯罪情勢的には効果的といえるだろう。
また(マイナスなことを言うようで申し訳ないが)仮に試験に落ちたとしても、学んだ知識はとても有用だ。もし情報処理系の他の資格に挑戦する場合でも、セキュリティの知識は切り離せないため、そう言った点でも役に立つ。もちろん、単なる日常生活、社会生活にも。
試験まで残り1ヶ月。受験する方は最後まで諦めずに頑張ってほしい。
最後の追い込みの時期であり、各々の勉強スタイルを継続するべきだが、忘れられがちな教材をひとつ紹介させてほしい。IPA公式の「10大脅威」と「基本と共通対策」は見ておくことをお勧めする。これはいわば唯一の公式テキストだ。ひと通り目を通しておこう。
前回試験で問われた「DLP」なんて用語も、当時は初出の用語だなんて囁かれていたりもしたが、この公式テキストではしっかり説明されている。(なおわたしは読んでおきながら答えられなかった(おい))
昨年にシラバスの改定がなされ、AIに関する知識も問われるようになった。前回試験では午前1試験に出てきたようだが、そろそろ午後試験にも出てくるかもしれない。
求められる知識の幅に嫌気がさしているだろうが、単純な合格でなく、その先の活用を目的としているのなら、必要となるだろう。
皆さんの合格を願っています。どうか、最後まで諦めずに。



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