この記事では、8月16日の米国市場についてサラリと紹介します。主要指数などの変動と、私が保有する銘柄の状況について簡単に書き記します。
- 住宅着工件数は9.6%減少。金利上昇とインフレが影響か。
- 小売企業の決算は良好。5%の上げも。
S&P500 ヒートマップ
【WMT】、【HD】、【TGT】といった小売企業が高騰しました。発表された決算が良好だったことが影響していますね!
主要指数等の値動き
米国主要指数
・ NYダウ: 34152.01?+0.71%
・ Nasdaq:13102.55?-0.19%
・ Nas100:13635.21?-0.23%
・ S&P500: 4305.2?+0.19%
※ ドル円:134.283
全体としては小幅な値動きです。ダウがトップですね。
各セクターの変動
・ VCR:?+1.27%(一般消費財)
・ VDC:?+1.19%(生活必需品)
・ VAW:?+0.72%(素材)
・ VFH:?+0.60%(金融)
・ V I S:?+0.36%(資本財)
・ VOX:?+0.24%(通信)
・ VPU:?+0.17%(公益)
・ VDE :?-0.10%(エネルギー)
・ VNQ:?-0.26%(不動産)
・ VGT:?-0.35%(情報技術)
・ VHT:?-0.49%(ヘルスケア)
小売関連が上げていますね。
日足、年間チャート
【VOO】と各セクターETFのチャートを並べています。セクターローテーションの予想など、値動きの全体像を捉えるのにご利用ください。
毎日見ていると、何かが見えてくるのではと信じています。
セクターローテーションとは
その時々で、どのセクターが強いのかを大まかに示したものです。
当然、景気や金利以外の要因でも株価は動くため、必ずしもこの通りになるわけではありませんし、今がどの位置にいて、どれくらいの期間で移り変わるのかもわかりませんが、ひとつの目安、考え方として活用されています。
おまけ:わたしの資産は…
本日の売買
- 売買なし
私が保有する米国資産は…
・ VIG :$159.66?+0.56%
・ VGT :$389.67?-0.35%
・ QQQ :$332.28?-0.23%
・ GOOG:$122.51?-0.30%
・ VGLT :$71.02?+0.38%
【VIG】の一人勝ち。ハイテクは弱かったようですね。
小売企業の決算は良好。
【WMT】ウォルマートは7月下旬に業績見通しを下方修正しており、その影響で当時は株価を大きく下げていました。しかし、今回発表された決算では、その下方修正された予想を上回りました。燃料価格の下落などが影響しているようです。
【HD】ホームデポにあっても、決算結果は予想を上回っています。インフレに負けず、各社持ちこたえているようです。素晴らしいですね。
ただ、住宅着工件数については減少しておりました。
7月の米住宅着工件数は9.6%減の年率換算144万6000戸。市場の予想以上に減少し、昨年2月以来の低水準となった。着工件数の先行指標となる住宅建設許可件数も1.3%減った。新型コロナウイルス禍に関連した住宅活況を背景に、建設業者は需要を満たすのに十分な住宅を建築してきた。だが現在は高い住宅ローン金利やインフレ、経済状況の悪化で販売が落ち込んでおり、建設業者が大量の売れ残り物件を抱える事態となっている。
(ブルームバーグから引用)
景気後退にならずにインフレを乗り越えられると良いのですが…。今後のFRBの采配に期待ですね。
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