この記事では、「為替ヘッジ」について、思うところを書き連ねます。
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今回はひとくち記事です。
為替ヘッジは不要
書籍にはどのように?
為替ヘッジは不要です。
分散投資の教科書「アセットアロケーションの最適化」には、以下のように記載されています。
ヘッジは手数料が高い割に便益がない。
高く付くだけでメリットはほとんどない。
絶対にヘッジをかける必要がある場合や、ヘッジをかけないとパニックになってしまうなどの場合を除き、ヘッジ商品は避けるべき。
書籍内にはもう少し詳しく説明がされていますが、結論としてはこのとおりです。
私はこの書籍をそれなりに価値のあるものだと思っているので、書籍内で説明されているものは基本的に正しいと思っています。
チャンスを減らす
一部の投資信託やETFには、「為替ヘッジ有り」のものがありますね。為替の影響を避け、株価の変動のみで勝負できる一見魅力的なシステムです。
ですが、基本的に為替ヘッジを掛ける必要はありません。米国株投資をするなら、ヘッジはないほうが気楽だと考えています。
株安もしくは円高のとき、日本円による米国株への投資は大チャンスとなります。しかし、ヘッジをかけてしまうと、チャンスは株安のときのみ。
チャンスが少ないことに加え、手数料も高い。
ターゲットは初心者?
「無いより有ったほうがいいのでは?」と考えてしまう初心者をターゲットにした商法なのでしょうか。
妙なインフルエンサーに惑わされずに自分で調べ、王道の書籍から学んだ投資家なら、為替ヘッジにそのコストほどの価値はないとわかるはずです。
短期的な投資であるならまだ良いと言えますが、長期で何年も付き合うのなら、為替ヘッジはやめましょう。
最近の相場では、円安により円換算での資産が10%ほど増えましたね。
「日本の成長には期待できない、日本円の価値は低下していく。」
もし、そう考えていながら為替ヘッジ有りの商品に投資しているなら、自分の行動の矛盾に気づく必要があります。
どうか気づいてください。為替ヘッジは不要です。
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