(暴落を予想する記事ではありません)
こんにちは、さとりです。今回はひとくち記事です。
Twitterのフォローとにほんブログ村の応援クリックもよろしく!
みなさんは、こんなデータを知っていますか?
「S&P500が急上昇し、いずれかのセクター比率が30%を超えた時、それは急落する」
出典:株式投資の未来
(ジェレミー・シーゲル 著)
世界の名著「株式投資の未来」に記述されているため、読書家の方なら知っていると思います。
初めて私が読んだときには「へぇ〜…」くらいの気持ちでした。歴史のお勉強をしている気分です。
そう、歴史。歴史とは繰り返されるものなのです。
歴史は繰り返されるもの。これはまさに、コロナショック後の上昇相場にて現実のものとなりました。
コロナショック後、2020年5月初旬の辺りを見ると、【S&P500】に占める情報技術セクターの比率は【21%】程度でした。
しかし、その後の回復局面にて比率は急上昇。2021年5月には【26%】程度になっており、2021年11月にはとうとう【29%】を超えました。
それから年末あたりにかけ、【30%】に触れるか触れないかあたりをウロウロしていましたが…
2022年に入り、相場は急落しました。歴史は繰り返されたのです。
ただ、今のところ上図から想像するほどのセクター崩壊は起きておらず、6月の底あたりで【26.8%】ほどでした。
まだまだ高い水準ですね。仮に完全に過去が繰り返されるのだとしたら、【15%】程まで低下することになります。
もしそこまで落ちるとなると…かなりやばいでしょうね。米国市場を牽引してきた大型テック企業の崩壊により、株式市場は暗黒期に突入することでしょう。
とはいえ、株式市場の崩壊を真に喜び待ち望む人などいません。暴落の歴史を繰り返さぬよう、政府、FRBは対策を取りますし、各投資家の意識も変わっています。
今の相場、完全に楽観的でいるのは少々危なっかしいですが、そこまで悲観的になることもないのではと思います。
相場の下落が一旦の落ち着きを取り戻した今、冷静でいられるうちに自身の資産配分を見直し、何がどう転んでも大丈夫な鉄壁のポートフォリオを組んでおきましょう!
(いつもの)VIGこそが鉄壁!
昨年に【VIG】の記事を更新した際、本件について追記しておりました。
【VIG】のセクター比率は数値的にバランスが取れているので、セクター単位での下落に対してある程度の耐性を持っています。(隙あらばVIG推し)
何がどうなるかわからないこの相場。守りを意識した投資というのも大事なのではないでしょうか。
投資において重要なのは、相場にしがみつき、長期的な目線で続けていくこと。
過去の歴史も学び、適切なリスク管理のもと投資を楽しんでいきましょう!
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
今回の記事、参考になりましたか?
よろしければ、下の応援ボタンをポチポチしてくださいませ。本当に励みになります…