こんにちは、さとりです。今回は宅建士、宅地建物取引士の試験について。
先日Twitter(X)でつぶやきましたが……誤解を生みそうな文だったので消しました。
さて、宅建試験について、よくある資格情報サイトのいくつかでこのように紹介されています。
- 宅建試験は簡単!
- 司法試験や公認会計士と比べると、遥かに簡単です!
- 法律系資格の入門で、誰でも挑戦できます!
- 高校生の合格者もいるし、直近だと小学4年生でも合格できました!
このような表現を見るとどうでしょう。「宅建の難易度は低い」と思う人が出てくるのではないでしょうか?
えーっと……
簡単なわけあるか💢
以下はおまけ(本題)です。
宅建試験は簡単か。そりゃね、最難関と言われる司法試験や公認会計士と比べたら簡単ですよ。そりゃそうですよ。
法律系資格の入門ってもその通りですよ。でもね、入門ってのは簡単って意味じゃなくてね、これくらいは知ってなきゃダメだよって意味であってね、難易度の話じゃないんですよ。
ってかね、法律系資格はそもそも難しいんですよ。そもそもが難しい法律系資格の中では比較的簡単な資格という意味なんですよ。「難関学校の中で成績が下位」みたいな感じで、資格界全体の中で見たら十分難しい資格なんですよ。
だからですね、どうか舐めてかからないでほしいんですよ。
私はFP3級・FP2級と受けてきて、その流れに続いての宅建試験でした。
なので、宅建に専念した勉強は4ヶ月半でしたけど、FP試験も宅建にある程度関連していると考えて換算するのなら、合計の勉強時間は1年ほどになります。
- 2022年8月_FP3級のテキスト購入
- 2023年1月_FP3級試験
- 2023年1月_FP2級のテキスト購入
- 2023年5月_FP2級試験
- 2023年6月_宅建の勉強開始
- 2023年10月_宅建試験
もちろん私個人の勉強スキルが影響しているとも思いますが、これくらいの期間勉強してやっと取れる資格なのです。
なのでですね、簡単でたまるか💢って話なんですよ。
宅建は「努力したものが勝つ」資格です。年齢や性別、学歴や職歴なんてものはほとんど関係ありません。純粋なる努力量が結果に繋がります。
だからこそ高校生でも合格するし、小学4年生でも合格できるのです。
宅建が「小学4年生でも合格できる資格」だというのは、事実でこそあれ不適切です。宅建は「小学4年生でも努力さえすれば合格できる資格」なのです。
わたしも仕事をしながら勉強していました。
努力量の上位15%が合格できる資格、それが宅建です。「宅建は簡単」という不適切な情報に惑わされないでください。
大抵は商材屋か資格学校の売り文句、手法です。
宅建は簡単です!是非チャレンジ!→勉強開始するも、なかなか理解できないor試験を受けるが不合格→ぜひ我々の教材を!
みたいな感じ。宅建は受験者数がものすごく多いので、良い稼ぎ場なんです。
(教材を悪く言った感じだけど、わたしも別の資格で通信講座を活用したことがあります。やっぱりプロの講座は別格で、ほとんどの人にとって独学よりも遥かに有用です。なので悪い意味で言ったわけではありません、あくまでも商売のひとつだということです)
2024年に宅建を受けようとする方は、慎重にいくのならそろそろ勉強を開始してもいいのかもしれません。宅建のコツは暗記ではなく理解なので、継続的に深く勉強するのはとても大きな意味を持ちます。
……ちなみに偉そうなこと言ってる私ですが、そこまで参考にしなくていいです。合格点ピッタリで合格してますから。
でも、その分合格したとわかったときの感動は格別でした。皆さんの合格をお祈りしています!
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