こんにちは、さとりです。
宅建合格したよ!!!
おめでとう!ありがとう!結構嬉しい!
ここ2年間、金融系の資格・検定として、簿記3級、FP3級、FP2級を受験し、それぞれ合格してきました。その勢いで受験した宅建。法律や不動産とは無縁の私でしたが、初挑戦で無事合格しました!
宅建合格してた!
…4ヶ月半も勉強したのに、合格点ぴったりでした🫠
— さとり (@satorinvest) November 21, 2023
(4ヶ月半も勉強したのに〜って言ってますけど、これちょっとお調子者ですね。当時はそれが長い方だと勘違いしてました。実際は4ヶ月半で受かるなら凄い事。わたしはFPも合わせると1年近く勉強してたので、まぁ一般的かな…)
この記事に、宅建合格までの経緯やアレコレを記録しておこうと思います!
どうして受験した?
FP3級とFP2級を受けた結果、不動産の分野についての理解が良いと思えた(勘違いした)からです。
FP試験は6分野からなる試験であるところ、そのうちの一つである不動産分野については満点を取っていました。
自分に合ってるのかな?これは宅建もいけるかも?なんて思ったのがきっかけです。
特段、目先で転職を考えたり、仕事で必要としているわけではありません。FP試験で得た知識が消えないうちに挑戦しようと思っただけです。
何を使って勉強した?
完全独学です。参考書だけで勉強しました。使ったものは3冊で、いわゆる「みんなが欲しかったシリーズ」です。
今回はTAC出版のこのシリーズで挑みました。法律とは無縁の生き方をしてきた私ですが、これらのお陰で合格できました。
旅行の移動中にも勉強しましたし、お仕事の都合で自宅を数日離れるときも勉強しました。常に持ち歩いていましたね。
FP2級の試験が終わった直後、6月頭から勉強を始めました。試験が10月中旬だから、約4ヶ月半の勉強です。とはいえ、FP試験にも不動産や相続、税金の関係は出てくるから、そのときの勉強も含めると…勉強期間は半年以上になるのかな?
勉強時間はなね、1日あたり2〜3時間程度だと思う。お仕事終わってからの勉強になるから、どうしてもこうなるよね…。だからこそ早いうちからやるのが大事なのかな?
どう勉強した?
試験日の3週間前くらいまでは、上に挙げた「教科書」と「問題集」を使っていました。
- 「教科書」を読み、ノートに書く。
- 「問題集」で問題を解く。
- 「教科書」を読み…
- 「問題集」で…
これの繰り返しです。ノート何冊使ったかな…ボールペン何本使ったかな…そんな感じ。
試験3週間前あたりから「過去問」に取り掛かりました。TACの「過去問」は、年度順ではなくて難易度の易しい順(合格点が高い順)になっているので、非常に使いやすかったです。当然、過去問をただまとめているだけでなく、すべての設問・選択肢の解説もなされています。また、法改正により回答が変わるような部分についてもしっかり調整されています。
過去問解くのも時間かかるし、選択肢4つ分の解説を見て復習するのも時間がかかる。誤っている選択肢の何が誤っていたのかも無視できない。とにかく時間がかかります。
勉強法についてアドバイス
「過去問を周回する」の意味を取り違えないように!
私はこれまでの人生でたくさんの資格を取得してきました。簿記やFPといった金融系も取ってるけど、他にも技術系の資格だったりいろいろなものを取得しています。
いろいろ取っていると、資格試験の基本は「過去問」だと感じてきます。問題文、図、選択肢、全て過去に同じものが出ていることが多いです。いわゆる「新問」は少なく、たいていの場合、過去問を丸暗記したら合格することが多いです。
ただ、宅建は違うと感じました。宅建だけでなく、おそらく法律系はみんなこうなのかなと思います。
たしかに、過去問で見たような問題が出ることはあります。ただ、そっくりそのまま同じようには出ません。選択肢の内容は変わります。しかも、言葉が少し変わるとかではなく、文章がしっかり変わります。
宅建の問題は、選択肢が文章になっています。なので勉強が大変です。だからといって、正解の選択肢だけを勉強していたのでは間違いなく合格はできません。正解以外の誤っている選択肢もしっかり勉強しなければなりません。法律そのものを理解する必要があるのです。
そこまでの意味を含めた「過去問の周回」であれば合格にたどり着けると思いますが、そうではなく、いわゆる丸暗記的な「過去問の周回」をしてしまっては、おそらく間違いなく本試験で絶望するでしょう。
あ、あと法改正はホント注意した方がいい。たぶん毎年何かしら変わってるし、試験にもそれを出してくる。その年の試験がどの時点の法律で作られるのかを把握して勉強しないと、間違いなく引っかかる。
今年の試験もたくさん出てきたよ。法改正の問題…。押印の廃止とか、電磁的方式による書類の提供とか…
でね、これらって、当然過去問には存在しない。だからちゃんと勉強してないと解けないの。参考書とか予備校を活用しないと気づきにくいと思う。
雑な情報に惑わされないで
このブログもそうかもしれませんが、巷には「この勉強法が最適!」「〇〇大生の勉強法!」「資格試験は受験と違う!過去問が大事!」などなどいろんな主張がありますよね。
ほとんど無視して構いません。過激でそれらしく見える主張に目を奪われてはいけません。自分がやってきた勉強法を信じましょう。
世の中にはスーパーマンがいます。どんな資格も2週間あれば合格してしまうような人です。ですが冷静に考えてください、そんな人は数万人にひとりです。私はそのひとりではないし、あなたも違います。悪いことは言いません、宅建は何ヶ月もかけてちゃんと勉強してください。
勘違いしないでください。宅建は難関資格です。「宅建は簡単な部類」などといった甘い評価をよく見ますが、惑わされないでください。どうか勘違いしないでください。「難関資格の中では比較的簡単な部類」という意味です。
私は合格点ピッタリで合格しました。ギリギリ滑り込みです。運が良かった、本当に運が良かった。だからあまり調子の良いことは言えません。勉強前は少しだけナメてかかってた部分がありました。でもジワジワと難易度に気づきました。今まで取ってきた資格ではダントツの難易度です。これは間違いない。
難しい資格ですが、勉強すれば合格できます。ただ、やり方を間違えてしまえばそれは難しいでしょう。自分のやり方で勉強してください。それが定まっていないのなら、上に挙げた参考書を使うと良いと思います。
人生の保険として
宅建はいわゆる「士業」であり、これを保有している人しかできない仕事があるものです。そのため必ず需要が存在します。宅地建物取引士は、人間が住処を探し求める限り必要とされます。なので人生の保険になります。今の仕事をやめても潰しが効きます。(もちろん、不動産業が自分に合っていて活躍できるかは別問題です)
そういった意味でも、挑戦して損はない資格だと思います。また、単純に良い勉強にもなります。民法、借地借家法、都市計画法、景品表示法、これら以外にもたくさんの法律が出てくるので、いろいろとものの見え方が変わります。
「善意無過失、善意有過失、悪意」、「詐欺と恐喝」、「連帯債務と連帯保証」などなど…。結構おもしろいですよ!
興味があるならぜひ挑戦!
私は前情報無しで勉強を始めました。いやね、勘違いしてましたよ。物件とか土地とか建物とか賃貸とかさ、もっと「不動産感」のあることを勉強すると思ってたんですよ。そしたらびっくり、完全に法律なんだもん。これはやられたね…
でもね、やってよかったよ。心からそう思う。宅建へのチャレンジは今回限りかなと思ってたし、(落ちても受かっても)後悔のないよう勉強してた。それもあってジャスト合格点だったんだと思う。ギリギリで解けるようになった抵当権の順位の問題、あれを適当に勉強してたら不合格だった。自分なりに全力で挑戦してよかったと思う。
ただ…もう法律系は勘弁かな。これはね、私に合わないわ。勉強辛かったし、こんなにやって合格点ジャストなんだから、宅建より上級のものは無理だよ…
次はなんの勉強しよっかな。情報系でもやってみようかな。人気の基本情報とか取ってないんだよね。
こんな感じで、興味をもったことはどんどん挑戦してみてる。やってみるまで気が済まない性格なんだよね…。みんなも、宅建に興味あるなら一度挑戦してみるのがいいと思う。試しにAmazonで2024年用の参考書買って、雰囲気でも感じてみるといいと思うな。
今回はこんな感じ。みんなもぜひ挑戦してみてね!
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
今回の記事、参考になりましたか?
よろしければ、下の応援ボタンをポチポチしてくださいませ。本当に励みになります…