半年前、ANETはこわれた。

でも、そのANETがなおりそう。
まずはチャートを見てほしい。
思い返したくもないこの半年。それがどうだ、高値更新はもう目の前。わたしの推し株はArista Networks。本当に嬉しい。
強気シグナルに囲まれたなか、本日決算発表がなされた。結果(抜粋)は前年同期比で以下のとおり。
2025 Q2 決算結果
- 売上高:+30.4%
- 営業利益:+41.0%
- EPS成長率:+34.6%
これは凄まじい数字だ。日本株界の化け物「良品計画」よりも高い数字である。「フジクラ」には勝てないが。
グロース株にとってEPS成長率はとても重要だ。ANETの推移を見てみよう。
右から2番目と3番目。EPS成長率が30%を下回っている時期がある。その決算が発表された時期というのは、ちょうど今年、ANETがこわれ始めたときと、こわれていたときだ。
今年は株式市場にとってマイナスとなる要因が非常に多く、ほとんどの成長株が大ダメージを受けていたが、とりわけANETは異常なほどこわれていた。その要因のひとつがEPS成長率の鈍化だと言われており、そういった点からもその重要性がわかると思う。
ただ、そのEPS成長率がまた30%を超えた。超えたどころか、34%だ。ほんの数%だが、この少しの差で「適正なPER倍率の範囲」が10以上変わってくる。すなわち株価の伸びしろが増すということだ。
参考:EPS成長率と適正PERの目安
なお、高成長なグロース株であればこの数値の1.5倍〜2倍のPERで株価が安定推移することもよくある。もちろん、その時の期待感やセンチメントにもよるだろう。
黒字化してなかったり、黒字化して間もない企業の株だとPERはあまり参考にならないかもしれないが、安定した成長企業であればそれなりな指標となるのだ。
そこで、みんな大好きChatGPTに「EPS成長率34%がすごいのか」を聞いてみた。
ということで、かなりすごいのだ。ついでに売上高や営業利益についても聞いてみた。
やはり、すごいようだ。
株価の反応
この決算を受け、ANETの株価はアフター・プレマーケットで+12%上昇するなど、なかなかの盛り上がりを見せている。場中でどう動くかが非常に楽しみだ。
決算後にANETが上昇するなんていつぶりだろうか。ほとんど毎回ドカ下げしてるから、今回は決算跨ぎを控えた人も多いのではないだろうか?でもその気持ちはわかる。各種経済指標から景気後退の懸念が高まっていたし、リスクコントロールとして、そうした判断も適切だとは思う。ただ、わたしは何も考えてないアホなのでそのまま持ち越した。断言するが、そこに戦略はない。
足元の情勢
ここ最近はネットワークインフラ系が強い。データセンター、光通信関連などだ。それに対し、これまで猛威を振るっていた半導体関係は少々ペースダウンしている気がする。



なかでも異常なまでに急騰しているのは「ALAB」だろう。これは『アステラ』で、『アリスタ』とは違う。直近1ヶ月で50%以上の上昇を記録している。
また、ANETと同じタイミングで決算発表がされており、その結果は以下のとおり。
- 売上高:+150%
- 営業利益:+302%
- EPS成長率:+238%
どうかしてる。ALABはIPOしてから1年4ヶ月であり、まだ動きが激しい時期だとも思うが、この急成長は凄まじい。この成長率が今後も安定的に続くとは思わないが、目先の株価は上昇しそうだ。なお、アフター・プレマーケットで+17%上昇している。この地合いのなか、よくもまあそこまで上げる。
せっかくなので、これもChatGPTに聞いてみた。
超ド級らしい。
今回はこんな感じ。最近は株の調子が良くて嬉しい。このままモリモリお金が増えてほしいですね。
それじゃ、またね!
※追記:翌日の株価は、結果的にANETが+17%、ALABが+28%でした。ヤバすぎ。



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