この記事では【VCLT】(米国長期社債ETF)の分配金(配当金)について紹介します。
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各期ごとの利回りや増配率、配当を含めたトータルリターンもまとめていますので、ご利用ください。
<他ETFや過去の分配はここ>
まとめ
今期分配金 | $ 0.3255 |
---|---|
単期利回り | 0.41 % |
直近1年利回り(実績の総和) | 5.07 % |
増減率(前年同期比) | + 7.78 % |
増減率(「直近1年」の前年比) | + 6.52 % |
各種データ
年間分配金と増配率
今月の分配金は「$ 0.3255」です。
前年同期比で「+7.78%」の増配です。
各期の利回りと株価推移
今月の単体利回りは「0.41%」です。
直近1年間の利回りは「5.07%」です。
分配金履歴
履歴については、以下のサイトにて詳細に閲覧できます。
[Seeking alpha] ←海外サイトです
- Declare Date:配当発表日
- Ex-Div Date:権利落ち日
- Amount:配当額
どんなETF?
このETFは【ブルームバーグ米国長期社債指数】に連動することを目指したものです。
この指数は、【米国企業】が発行した【満期まで10年から25年ある債券】。いわゆる【長期社債】で構成されています。
これは【社債】のETFであり、【TLT】や【VGLT】などの【国債】とは異なります。一般的に【社債】の方がリスクが高く、その分利回りが高くなっています。
また、これは【長期社債】であるため、長期の倒産リスクと引き換えに高い利回りを獲得しています。とはいえ、倒産リスクについては分散によりほぼ打ち消していると言えるでしょう。
総じて、安定的なインカムを狙える投資先と言えると思います。
ただ、株式との逆相関を狙うのならば、【国債】の方が適していると言えます。
債券ETFに何を求めるのか。これにより投資先を選択すると良いでしょう。
株式だけのポートフォリオも素敵ですが、こういった債券ETFを忍ばせておくのもまた面白い。
名著「アセットアロケーションの最適化」によると、株式100%のポートフォリオより、債券を10%ほど組み込ませたポートフォリオの方がリターンが高くなるとされています。
守りのイメージがある債券ですが、こういった攻めに転じる魅力のあるものを仕込んでおくのも、悪くない選択だと思います。