ひとまず『Arista Networks』のチャートを見てほしい。

アリスタ壊れちゃった
すみません!アリスタの株価が壊れちゃったのですが!
壊れたぁ!アリスタの株価壊れちゃったぁ!
ンナァ~!!どうか壊れないで!!アァ!壊れちゃった!!
マァ~!!!ンマァァ~~!!!!!(「ゲームのカード」で検索)
こんなもの!!!
こんな!こんなクソ株なんて!!こんな…
壊れちゃった…私のアリスタ…
始まりはここ。

1月27日。初撃で『-22%』。DeepSeekショックだの言われているが、とにかく初手からこの破壊力。完全に葬りに来てる。本気さが滲み出ている。
でも、ここはまだ良かった。こうなる直前で急騰してたから、長く保有している人にとっては致命的ではなかった。
この暴落のあとはすぐに反発した。暴落で株価が一定の移動平均線に触れたんだけど、そこはいつも反発するポイントで、今回も同じように反発した。従来どおりなら、このまま最高値を狙うはず。
でも、下落した。

なんとも調子が悪そうな動き。だが、同じような動きは過去にもあった。もう一度、いつもの移動平均線に触れたところで反発すると思い、チャンスを待った。
でも、下落は止まらなかった。

毎日毎日毎日毎日数%の下げに襲われる。来る日も来る日も。
もう「いつもの移動平均線」は無い。完全に下げトレンドにはまった。上下を反転するとキレイな上げチャートだ。

なお、反転チャートを載せた意味は特にない。
こうして【ANET】は壊れた。結果的に最高値から『-40%』の暴落。狂ってる。私の資産は年初からマイナス500万円だ。(ANETだけのせいじゃないけど…)
どこで反発してくれるのか。ここ最近は全体の下げ圧が強すぎて、どこからどこまでが個別要因なのかよくわからないが、やはり基本はEPS成長率とPERを見て判断していくしかないのかもしれない。
予想PER30倍くらいで反発してくれると考えると、もうそろそろだと思うが…何ぶん全体のセンチメントが悪すぎる。でも、そろそろ私が壊れてしまう。いや、私は最強。
アリスタはとてもいい企業だと思っている。実力も、実績も、需要も、成長性も、唯一性もある。
ここ数年はAI銘柄として注目されているが、AI効果はある意味棚ぼたの追い風であって、そもそもはテクノロジーのクラウド化を支える強固なネットワークインフラとして、主にデータセンター市場で高性能なネットワーク機器を提供している企業だ。
シスコ一辺倒だった世界のネットワーク市場に食ってかかり、着実にシェアを広げている。データセンター、基幹ネットワークはもちろん、企業や大学といったエンタープライズ向けの製品・サービスの拡大もしているし、実際に売上も上がっている。
財務状況も良い。とても健全だ。景気後退局面でも研究開発は継続できるだろう。大手の顧客との関係性も強固になるだろうし、自社株買いといった株主還元の期待もできる。
今は米国内でのサービス提供が主となっているが、今後は日本や欧州などへの進出も強化されていくだろう。
ただ…確かに年初あたりでは割高感があった。単純にPER推移を見ていても、割高圏にあるのは感じていた。
2月に発表された決算は素晴らしいものだったが、株価はマイナスに反応した。利益率は素晴らしいが、確かにここ数年では低い値とも見て取れる(それでも前期比+30%だが…)。これが「成長の鈍化」と受け止められているのかもしれない。仮にEPS成長率が年+30%を維持した場合、下落前のPERでは確かに割高だろう。
目先の課題は、顧客の拡大と利益率の向上だろう。顧客をどれだけ増やせるかには注目したい。MetaとMicrosoftがAristaの製品を使用しているのは心強い。だが、AmazonとGoogle、とりわけAWSのAmazonが強敵だ。なんとかしてここに付け込めないのものか。彼らは自前で作り上げると聞いたりもする。Aristaを頼ってほしいね。
足元の株価は絶望的で、失望感、どうでもよさ感に負けてしまいそうにもなる。だが、ここは必ず期待に応えてくれると信じている。信じると書くと神頼みやお祈りモードに思えてしまうが、そういう意味ではない。
市場全体のムードが好転すれば、評価は戻るはず。その時まで、スーパーカップでも食べながら待つことにする。最近出たきなこ味、あれ美味しい。
それじゃ、またね!
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