こんにちは、さとりです。今回はひとくち記事。浅い内容です。
新NISAの積立投資枠を考えてました。わたしの中では候補は2つ。S&P500連動のものか、Nas100連動のもの。全体的に投資するか、グロース要素高めでいくか。
どうしよっかな〜って感じでNas100のことを悶々と考えてたんだけど、ひとつの結論として、「これは長期投資に向かない」にたどり着いた。
だってさ…投資範囲狭すぎない?
まずはNas100の特徴として…
米国の証券取引所には「NYSE」と「NASDAQ」があるけど、そのうちの「NYSE」を完全に放棄して「NASDAQ」に絞ってる。しかも金融セクターを除外してる。さらに構成銘柄は時価総額の上位100社だけ。
NYSEにも優秀な企業はある。金融セクターにも優秀な企業はある。それなのにこれらを投資対象から除外しちゃうのは、はたして賢い選択と言えるかな?
Nas100がダメだって話じゃない。ハイテク株やグロース株が悪いとかじゃなく、「絞り過ぎじゃない?」って話。集中投資じゃないかってこと。投資先として悪くないけど、「長期投資には不向きじゃないかな」って話。
「確かに絞り過ぎかも…でもやっぱり高成長グロースに投資したい!」って思うのなら、【VUG】が良いと思う。
これは「米国の大型グロース株に投資する」っていうわかりやすいETFなんだけど、これのベンチマーク指数はNas100と違って証券取引所を制限しないし、セクターの除外もない。銘柄数の上限が100なんてこともない。
Nas100にはない【LLY】とかも組み込まれている。わたしが好きな【ANET】も。こういったNYSEのグロース株を除外しちゃうのは…ちょっともったいない気がするな。一度NYSEに上場してる企業を見てみるといいよ。<strainer.jp>
Nas100連動より【VUG】の方が分散されてて値動きもおとなしいだろうから、落ち着いて保有してられると思う。相場を読んで売買するならNas100連動でいいけど、単純な長期投資なら【VUG】が良いと思うな。
直近のパフォーマンスで判断したらダメだよ!長期で持つものなら、重視すべきはその仕組み。ベンチマークの仕組みを知って、それが長期保有に適するかどうかを考えないとダメなの。
間違っても「世界を変える企業はNASDAQから生まれる!」みたいな夢物語で判断したらダメ。
あと、NASDAQでガンガン成長してる企業がNYSEに株を移したらどうなるのかな?そういうことも考えないと。例えばGAFAMやらFANG+やらがNYSEに移ったら?そうなってもNas100に魅力を感じ続けられる?感じられるならNas100がいいね。
上場先が変わった実例はあるし、これからもあると思う。指数の仕組みとして将来的に何が起こり得るかを考えて選定しないとね。
ま、とはいえなんだかんだでここ数十年はNas100が最強だったのも事実。これからの何十年もこれが続くと信じるなら、Nas100連動もアリだよ。
…みたいなことを悶々と考えてた。でもね、今これ書いてて思い出したんだけど、これと同じようなことを今年の頭に書いてたみたい。
今回はこんな感じ。深掘りや詳細な比較はしません。積立投資枠をどうしようかって話はもういいの。私はたぶんS&P500連動にする。
【FANG+】や【QQQ】ばかり持て囃されるけど、【VUG】っていう投資先もあるんだよって話がしたかっただけなの。
それじゃ、またね!
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
今回の記事、参考になりましたか?
よろしければ、下の応援ボタンをポチポチしてくださいませ。本当に励みになります…