米国ETF

【VIG】王者の側近、鉄壁のコア資産

 この記事では、私さとりが愛する優秀な米国ETF【VIG】について紹介します。

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 私自身、コア資産として多数保有しているETFであり、今後の成長に期待しています。

さとり
さとり
最愛のETFです!
PFの大半を任せています!

 ふと保有資産を振り返ると、実は【VOO】や【QQQ】より断然多く保有しているということで、どうやら私は【スター】や【王道】よりも【側近】や【参謀】のようなポジションのものを好むのだなと感じた次第です(謎) 

この記事のポイント!

  • 長期投資とのシナジー
  • 時間と共に増す分散力
  • 市場からの退場を防ぐ

ベンチマークの内容

簡単にご紹介

 【VIG】は、米国の資産運用会社【バンガード】が運用するETFであり、米国ETFの時価総額ランキングにおいて15位以内に位置する人気者です。

 流動性、実績ともに優秀であり、資産形成を図る上で文句なしの投資対象です。

ベンチマークとなる指数

 【VIG】は【S&P U.S. Dividend Growers Index】という指数に連動するETFです。 

 この指数は【米国企業】で【10年以上連続増配】を遂げている銘柄の中から【配当利回り上位25%を除外】したものを【時価総額加重平均】で構成したものです。

 上位25%を除外することにより、業績に見合わない(=株価に見合わない)無理な配当を出す企業を排除できることから、いつか訪れる減配による株価の下落を避けることができるため、結果的に指数として高いパフォーマンスを記録できるようです。

さとり
さとり
「間違いない企業」のみで構成されています!

ETFの基本情報

基礎データ

運用会社Vanguard
ETF名称VIG:Vanguard Dividend Appreciation ETF(公式
連動指数S&P U.S. Dividend Growers Index(公式
算出方式時価総額加重平均
経費率0.06%

現在価格

 

セクター比率

確認月2022/7/312022/1/312021/12/312021/11/302021/10/292021/9/302021/8/312021/7/312021/6/302021/4
情報技術24.0%20.0%14.2%20.3%19.6%19.5%13.7%13.6%13.4%12.9%
ヘルスケア15.7%14.4%13.6%13.6%14.0%14.2%15.1%15.1%15.1%15.1%
一般消費財9.2%11.3%16.0%12.2%11.7%11.4%16.6%16.8%16.7%22.5%
通信1.9%2.4%1.8%2.3%2.5%2.8%2.2%2.2%2.2%3.1%
金融14.5%14.5%14.5%14.8%15.4%15.2%14.2%13.7%14.1%8.3%
資本財13.1%14.9%21.1%14.9%15.2%15.0%21.5%21.9%22.0%21.1%
生活必需品13.3%14.1%10.5%13.3%13.1%13.4%9.8%10.0%9.9%9.1%
公益3.5%3.2%4.0%3.2%3.2%3.2%3.9%3.7%3.6%5.0%
素材4.7%5.1%4.3%5.4%5.3%5.2%3.0%3.0%3.0%2.9%
エネルギー0.1%0.0%0.0%0.0%0.0%0.0%0.0%0.0%0%0%
不動産0.0$0.0%0.0%0.0%0.0%0.0%0.0%0.0%0%0%
銘柄数289267267268268268247247247銘柄212銘柄

組入銘柄上位

順位2022/7/312022/1/312021/11/302021/10/292021/9/302021/8/31
1UNHMSFTMSFTMSFTMSFTMSFT
2MSFTJNJHDJPMJPMJPM
3JNJUNHJPMUNHJNJJNJ
4JPMJPMUNHJNJVWMT
5VPGJNJHDUNHUNH
6PGHDPGVHDV
7HDVVPGPGHD
8MAPEPCOSTCMCSACMCSAPG
9KOAVGOCMCSAABTABTCMCSA
10PEPKOACNACNPEPORCL

さとり
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セクター比率と組入銘柄は、あくまでも指数の結果ですので、参考程度にしてください。

VIGの圧倒的長所

圧倒的増配力

 増配銘柄のみで構成されていることから、この【VIG】からの分配金についても、それを期待することができます。

 実際、過去10年分の平均増配率を見ると、それは【8%】を超えています。(2012〜2021年末)

 そして、現在2021年12月の分配金が発表されたところですが、確実かつ圧倒的な増配を成し遂げています。

 今年の分配金は、前年比で【8.25%】【12.39%】【25.56%】【16.27%】の増配となっています。

 【VOO】や【VTI】が一部の期で減配する中【VIG】は圧倒的な増配を続けています!

さとり
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ホント素晴らしい!

 そして、増配銘柄というものは、継続的な株価上昇が期待できます。

さとり
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今後の成長が期待できるからです!

【増配率】長期投資における最重要事項 こんにちは、さとりです。この記事では、長期投資を進めるうえで何よりも大切な相棒となる【増配率】について、私の思うところを紹介します。 ...

 これにより、インカムの上昇は当然ながら、含み益の上昇も狙えます

 15年の歴史を見ても分かるとおり、堅実な成長を記録しております。

さとり
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安心して資産形成ができます!

分散力が永遠に向上していく

 【VIG】は【S&P500】や【Nasdaq100】のような、銘柄数の指定がある指数に連動していません。意外と目立たないことですが、この点は他には無い圧倒的な長所といえます。

 現に、直近数年の推移だけを見ても、銘柄数は順調に増えていっています。

 【183】→【212】→【247】→【268】

 来年、再来年はどのようになっているでしょうか

さとり
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米国企業が成長を続ける限り、分散銘柄数は限りなく増えていきます。

 時間をかけるほど防御力が増していく。時間を武器にする長期投資家にとって、これほどまでに完璧なシナジー効果は他にありません。

さとり
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成長企業をひたすら組み込んでいく。
攻めも守りも完璧です。

優秀な企業のみを採用している

 前項のとおり、【VIG】の構成銘柄数は、米国企業の成長に伴い着々と増え続けます。そして、決してがむしゃらに銘柄数を増やしているのではなく、超優良企業のみを毎年追加していくのです。

さとり
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エリート企業のみを追加してくれるのは本当にありがたい。

 さらに、インカム野郎としての重要ポイント、配当金のある企業だけを採用しているという点も見逃せません。

 【VTI】の構成銘柄から一部優良銘柄を引き抜いたもの、といった感じに近いと言えるでしょうか。

さとり
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まるで東京にある有名進学校の特進コースみたいなETFですね(謎)

VOOとの差別化は?

 【VIG】と比べたときの【VOO】の特徴は「無配もしくは低配当のグロース株を含んでいる」ということです。【VOO】を構成する銘柄の上位は【GAFAM銘柄】や【TESLA】【NVIDIA】といった、急成長を遂げるハイテク系グロース株となっています。

 しかし【MSFT】を除き、【VIG】にはこれら銘柄は含まれていません

さとり
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こういった株の多くは、無配・低配当なのです

 投資先を【VIG】にするか【VOO】にするかの分かれ目は、これらハイテク系グロース株に投資したいかどうか、となります。

 ハイテク系グロース株がまだまだ伸びると信じるなら【VOO】を、そろそろ伸び悩むと考えるなら【VIG】を厚く保有するべきでしょう。

さとり
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もちろん、両方保有もアリですよ!

(参考)S&P500を占める情報技術セクター比率の高まり

 「もうすぐ暴落する」論を主張する気は毛頭ないのですが、少しだけ気に留めていることがあります。

 2021年12月現在【S&P500】を占める情報技術セクター比率は【29.3%】となっています。コロナショック直前直後は【21%】付近でしたが、その後急激に上昇しています。

 あくまでも過去の話ですが、急激な上昇相場の後【S&P500】を占めるセクターのいずれかの比率が【30%】付近まで到達したとき、その後に大きなショック、下落相場が発生しています。

出典:株式投資の未来
   (ジェレミー・シーゲル著)

 大規模な下落までは行かずとも、調整局面は多分にあるかと思われます。

 そうなると、情報技術セクターを多く占める【VOO】は大きな打撃を受けるでしょうから、そのセクターの比率が他と比べて低い【VIG】の方がいくらかは安心して保有できそうだと考えています。

 そして、指数の結果ではありますが、情報技術セクターに限らず【VIG】は各セクターが満遍なく構成されているため、セクター単位での下落への耐性は抜群です。

さとり
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大きな価格変動は、大きな精神的ショックを引き起こします

 長期投資において重要なのは、下落相場というチャンスで買い増しをするというよりも、長期的に株式市場に居座り続けられるかどうかなのです。

 人間の心は、人間が考えるよりも弱いもの。狼狽売りや心の不安定を引き起こさないためにも、自分に合ったリスクコントロールを進めないといけません。

さとり
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心の強さは、低めに見積もっておきましょう

 残念なことに、相場変動に耐えきれず退場してしまう投資家は数多く存在します。ハイテク銘柄に多いグロース株には最高の上昇率があります。しかし、地獄の下落率も併せ持ちます。

 自分自身の心を守るため、コア資産にはグロース株をあえて取り込まないという選択も、ひとつの正解でしょう。

2022年4月追記

 FRBによる利上げを受け、まさにそのとおりになりました。

 グロース系株式が多く売られ、それら銘柄を多く含む情報技術セクターは大打撃でした。

さとり
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以下の記事をどうぞ!

【VIG:守りの投資】下げ相場を乗り越え、経験とする。※この記事は【VIG】推しの記事です。  2022年、今年は時間の流れが早いような…(これが老化?)  「あけおめ」も既に過去。気づ...

居座ることが重要

 最近強く思うのですが、私のような「完全にキャピタル狙いではないインカム野郎」にとって、これほどまでにベストな投資先は無いと考えます。

 構成銘柄数が自動的に増えていくので、ディフェンシブさも自動的に強固になっていきます。

 過去のリターンが【VOO】に劣っているかというと、そこまで大きな差はない。むしろ、下落局面での下落率は【VOO】よりも控えめです。

さとり
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投資で重要なのは、相場に居座ること。

 仮に若干リターンは劣っていたとしても、リスクが少なく、心に優しい投資先を選んでいくのも、悪くない選択です。

さとり
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精神的な平和、本当にこれが大事

 投資の終わりは【退場】ではなく【有終の美】でありたいものです。

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